題名 | セーラー服と機関銃 | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 460円(税込)[1985(S60)年10月当時] | ||
初版 | 1981(S56)年10月1日 | ISBN | 4-04-149701-9 |
表紙 | 薬師丸ひろ子(写真撮影:正木輝明) | ||
収録 | セーラー服と機関銃 | ||
あらすじ |
「え、私がやくざの組長ですって!」 父を殺されたばかりの可愛い女子高生・星泉は、ひょんなことから組員4人のおんぼろやくざ・目高組の組長を襲名する破目になった。が、襲名早々、組の事務所には機関銃が打ちこまれ、早くも暗雲漂う波乱万丈の幕開けとなった!父を殺した犯人は誰か?父が持っていた二億円の麻薬の行方は? 組を支える任侠道一筋の佐久間、ハンサムな中年刑事、抗争を繰り返す二大組織暴力団らが入り乱れ、事態は奇想天外な方向へ……。 気鋭赤川次郎が、軽快なタッチで描く、青春ユーモアミステリーの傑作。 |
題名 | 血とバラ 懐かしの名画ミステリー | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 380円(税込)[1985(S60)年2月当時] | ||
初版 | 1981(S56)年10月10日 | ISBN | 4-04-149702-7 |
カバー | 及川達郎 | ||
収録 |
忘れじの面影 血とバラ 自由を我等に 花嫁の父 冬のライオン |
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あらすじ |
紳二は心配でならなかった。婚約者の素子の様子が、ヨーロッパから帰って以来、どうもヘンなのだ。もともと陽気な性格なのに、それに前から欲しがっていた古い十字架をプレゼントした時の、異常なおびえ方といったら――いったいどうしたのだ?そんな二人の周辺で、若い女性が続けて殺害された。どの被害者も同じように、喉をザックリと切り裂かれていたのだ! この残虐な連続殺人事件と、婚約者の奇怪な行動が結びついた時、そこに、いまわしい過去の亡霊が姿を現してきた。 表題作「血とバラ」のほか、奇想天外な趣向をいっぱいつめこんだミステリー4編を収録。 |
題名 | 悪妻に捧げるレクイエム | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 380円(税込)[1986(S61)年5月当時] | ||
初版 | 1981(S56)年10月30日 | ISBN | 4-04-149703-5 |
カバー | 及川達郎 | ||
収録 |
第一章 殺意 第二章 用意 第三章 注意 第四章 翻意 エピローグ |
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あらすじ |
女房の殺し方教えます!互いに甘い言葉を囁きあい、あんなに愛しあったこともあるのに、今では……。 ひとつのペンネームで小説を共同執筆する4人の男たち。元新聞記者で取材専門の景山。シナリオライターでストーリーを考える公路。「佳作すれすれ」の文学新人賞をとり、第一稿を受け持つ西本。そして詩人の香川。4人が選んだ新作のテーマが、よりによって「妻を殺す方法」――。常日頃、女房たちに泣かされ、悩まされている4人の男たちは、アイデアを練るうちに、夢と現実がごっちゃになり事態は思わぬ方向へ……。 若き実力派赤川次郎が放つ、新感覚ミステリーの傑作。 |
題名 | 一日だけの殺し屋 | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 420円(税込)[1987(S62)年9月当時] | ||
初版 | 1981(S56)年11月10日 | ISBN | 4-04-149704-3 |
カバー | 及川達郎 | ||
収録 |
闇の足音 探偵物語 脱出順位 共同執筆 特別休日 高慢な死体 消えたフィルム 一日だけの殺し屋 |
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あらすじ |
「もしもし、奴が来るんです。あの<踊り屋>が、今日の午後、羽田に…」 <踊り屋>とはダンディーな一匹狼の殺し屋だ。警察にも、その<踊り屋>という通称以外のデーターは何一つ与えていない用心深い性格。しかしその彼も、自分が乗る筈の飛行機に、瓜二つの男が乗っていたとは知る由もなかった。<踊り屋>を迎え出た、些か頭のとろい<ドン>は、当然のように、そっくりさんの市野庄介をボスのもとに案内した。一介のサラリーマン庄介に「殺し」が依頼されたのだ! 人まちがいが引き起こすとんだ悲喜劇を描く表題作他、ユーモアミステリー7編を収録。 |
題名 | 孤独な週末 | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 340円(税込)[1985(S60)年11月当時] | ||
初版 | 1981(S56)年11月30日 | ISBN | 4-04-149705-1 |
カバー | 及川達郎 | ||
収録 |
孤独な週末 少女 尾行ゲーム 凶悪犯 |
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あらすじ |
紀子は24歳で会社の上司小杉と結婚した。40歳になる彼には、11歳の息子正実がいた。子供ではあっても、単なる子供ではない年齢だ。 人里離れた軽井沢の山荘で、新婚の甘い一刻を過ごす予定だったのに、彼は会社の急用で、東京へ慌しく戻っていった。あとに残ったのは、彼女に薄気味悪い笑いと敵意の籠もった眼差を向ける、義理の息子正実だった――。 何を考えているかわからないこの少年と、三日間も二人っきりで過ごさなければならないとは……。その後に起こる怪事件の数々は、彼女を恐怖のどん底へ落とし込んだ! 山奥の山荘を舞台に繰り広げられる、生さぬ母子の愛憎のドラマ。サスペンス小説の傑作。 |
題名 | さびしがり屋の死体 | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 380円(税込)[1985(S60)年11月当時] | ||
初版 | 1981(S56)年12月10日 | ISBN | 4-04-149706-X |
カバー | 及川達郎 | ||
収録 |
さびしがり屋の死体 長き眠りの果てに 死が二人を分つまで できごと 三人家族のための殺人学 |
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あらすじ |
「あのね、彼……死んだの、車にはねられて」遺書ともいえる言葉を残し、マリは恋人武夫のあとを追い自殺した。可哀相なマリ……。そういえばマリは、彼のいない人生なんて生きる価値がないって、いつも言ってたっけ……。だが、死んだはずの武夫は生きていた。そして、天国へ行ったマリが一人では寂しいと招きよせるように、武夫のまわりで次々と起こる謎の殺人事件! 表題作「さびしがり屋の死体」ほか、若き実力派赤川次郎が、趣向をこらしたミステリー四編を収録。 |
題名 | 昼下がりの恋人達 | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 380円(税込)[1986(S61)年2月当時] | ||
初版 | 1982(S57)年5月30日 | ISBN | 4-04-149707-8 |
カバー | 及川達郎 | ||
収録 |
愛妻物語 シルバーシートへの招待 真夜中の悲鳴 五分間の殺意 一杯のコーヒーから ノスタルジア 昼下がりの恋人達 |
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あらすじ |
竹中秀治は景気のよくない文具メーカーの営業部員。ちょっと甘い二枚目だが、軽薄なのが玉にきず。その軽薄さで職場の女の子に手を出し、とうとう結婚する羽目に追いこまれた。 新居の下見に行った帰り、二人は電車の中で老人が急に苦しみだすのを目撃した。必至の看病の甲斐もなく老人は死亡した。老人には莫大な遺産があり、親切にしてくれたお礼に、その一部五千万円が二人に贈られるが……。 金にまつわる若い二人の喜怒哀楽を描く表題作他6編を収録。 |
題名 | 悪魔のような女 懐かしの名画ミステリー第2集 | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 340円(税込)[1985(S60)年4月当時] | ||
初版 | 1985(S57)年12月20日 | ISBN | 4-04-149708-6 |
カバー | 及川達郎 | ||
収録 |
暴力教室 召使 野菊の如き君なりき 悪魔のような女 |
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あらすじ |
金森咲代は、某女子高の創始者であり、現在も校長、理事長を兼任する女傑であった。一方、夫進二は妻の影に隠れ、常に付属品扱いであった。四十代も半ば過ぎ、ついにその圧政に耐えきれず、妻の愛人と称する男と共謀して咲代を殺害、彼女はヨーロッパへ旅立ったようにみせかけた。ようやく陽のあたる場所へ踊り出た進二のもとへ、ある日死んだ筈の咲代から電話が……。 意表をつく着想。ユーモラスな展開。目もくらむドンデン返し。赤川次郎の魅力満載の「懐かしの名画ミステリー」第2集。 |
題名 | 黒い森の記憶 | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 380円(税込)[1986(S61)年2月当時] | ||
初版 | 1983(S58)年1月25日 | ISBN | 4-04-149709-4 |
カバー | 及川達郎 | ||
収録 |
第一章 家 第二章 鎖 第三章 穴 第四章 闇 エピローグ |
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あらすじ |
深く密生した森のはずれに一軒の山荘があり、一人の老人がひっそりと暮らしている。彼、新条幸造は、かつて名外科医といわれたが引退し、今ではたった一人の娘や孫とも会おうとせず、頑固なまでに自分の生活を守っている。 そんな外界と隔絶した山荘の周辺で少女暴行殺人事件が相次いで起こった。それと前後して、老人のもとへ届けられる奇妙なプレゼントの数々。正体不明な浮浪者の出現。静寂は喧噪に変り、正気は狂気へと走る――。 気鋭赤川次郎が、異色サスペンスの新境地に挑む長編野心作。 |
題名 | 死者の学園祭 | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 340円(税込)[1987(S62)年10月当時] | ||
初版 | 1983(S58)年4月25日 | ISBN | 4-04-149710-8 |
カバー | 及川達郎 | ||
収録 |
プロローグ 第一部 武蔵野学園 第二部 夏の日の冒険 第三部 死者の学園祭 |
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あらすじ |
三人の女子高生は狂喜した。好奇心と冒険心の強い年頃の彼女達にとって、立入禁止の教室を黙って探検するのはたとえようもないスリルなのだ。だが、彼女達は気づかなかった。彼女達の背後の冷酷な視線に……。そして、一人一人彼女達はこの世から姿を消した―。 学園に忍びよる恐怖の影!「絵と宝石」に隠された謎とは? 探偵真知子を主人公に、学園の友情、愛、青春を描くサスペンスミステリー。 |
題名 | 名探偵はひとりぼっち | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 340円(税込)[1986(S61)年5月当時] | ||
初版 | 1983(S58)年5月25日 | ISBN | 4-04-149711-6 |
カバー | 及川達郎 | ||
収録 |
名探偵はひとりぼっち 学生時代 ぼくと私とあなたと君と 赤川次郎全作品リスト(昭和60年8月現在) |
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あらすじ |
ぼくの名は酒井健一。N高校の一年生だ。不治の病の少女との空想の恋物語を友達に喋ったら、クラス中の評判になり、学校にも行けず、とうとう家出する破目に……。それからぼくの大冒険が始まった。現実の美少女と出会い、ニセ札づくりの事件に巻き込まれ、殺人が起こり……。これからぼくはどうなるんだ。 美少女と自称美少年のコンビで贈る、青春ラブ・ミステリー。 |
題名 | 赤いこうもり傘 | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 340円(税込)[1985(S60)年7月当時] | ||
初版 | 1983(S58)年6月10日 | ISBN | 4-04-149712-4 |
カバー | 及川達郎 | ||
収録 | 赤いこうもり傘 | ||
あらすじ |
T学園のヴァイオリニスト島中瞳は、好奇心が強く愛らしい18歳のお転婆娘。エリザベス女王来日記念演奏会のため、練習、練習の毎日だ。一方、共演する世界的楽団BBCの名器が12台も何者かに盗まれ、その身代金(?)が1億円! 通称"伯爵"と呼ばれる殺人のプロ。ハンサムな謎の外人ジェイムス。正体不明の青年裕二。そして瞳。おかしな人物と好奇心の強い女の子がくり広げる青春ユーモア・サスペンス。 |
題名 | ひまつぶしの殺人 | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 420円(税込)[1984(S59)年10月当時] | ||
初版 | 1984(S59)年1月25日 | ISBN | 4-04-149713-2 |
カバー | 及川達郎 | ||
収録 |
第一章 早川家の秋 第二章 予期された出来事 第三章 秋の夜は四度狙わる 第四章 かくも遠き無罪 第五章 愛とダイヤモンド |
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あらすじ |
世界有数のダイヤコレクションを携えて、謎の石油王、橘源一郎が、中東から突如帰国した。そのニュースを知った早川家は大騒動。なにしろ母は泥棒、兄は殺し屋、妹は詐欺師、弟は警察官という偉大なる一家なのだ――。弁護士をしていて、ただ一人まともな圭介の悩みは深まるばかりだ。そんな圭介の心配をよそに、一家の関心は、もっぱら橘の滞在先のS湖のVIPホテルへ……。盗む側と守る側の華麗な知恵くらべの幕が開く!! 人気作家赤川次郎の長編ユーモア・ミステリー。 |
題名 | 僕らの課外授業 | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 340円(税込)[1986(S61)年4月当時] | ||
初版 | 1984(S59)年2月25日 | ISBN | 4-04-149714-0 |
カバー | 及川達郎 | ||
収録 |
僕らの課外授業 何でも屋は大忙し ラブ・バード・ウォッチング 夢の行列 |
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あらすじ |
中学三年生といえば、何にでも興味があり、何でもやりたいし、早く大人にもなりたいし、本当に難しい年頃だ。 大和田倫子はその問題の中学三年生。厳格な家庭に育った彼女は、両親への反発から、酒に溺れ、男に夢中になり、揚句のはてオートバイで自殺した。だが一ヵ月後、東京駅に彼女の幽霊が…。 自称"世が世ならお姫様"の容子と女性にはめっぽう甘い友也の中三コンビが、醜い大人達の悪事に挑戦状をたたきつけた!!ユーモア・ミステリーの傑作。他にオリジナル三作品収録。 |
題名 | 晴れ、ときどき殺人 | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 340円(税込)[1985(S60)年9月当時] | ||
初版 | 1984(S59)年3月10日 | ISBN | 4-04-149715-9 |
表紙 | ? | ||
収録 | 晴れ、ときどき殺人 | ||
あらすじ |
若い頃、私は嘘の証言をして、無実の人を死に追いやった。だが最近、ごく身近な人の中に真犯人がいるとわかった…。北里財閥の当主浪子は、19歳の一人娘加奈子に衝撃的な手紙を残し急死した。 通夜当日、北里財閥の社長連、婚約者の正彦、かかりつけの医師菊井親子らごく身近な人達が北里邸につめかけた。仮面の下に隠された真犯人の素顔。加奈子を巡る莫大な遺産争い。宏壮な屋敷を舞台に、恐怖の殺人劇の幕が開く!ユーモアとスリルがいっぱいの、サスペンス・ミステリー。 |
題名 | いつか誰かが殺される | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 340円(税込)[1984(S59)年8月当時] | ||
初版 | 1984(S59)年3月25日 | ISBN | 4-04-149716-7 |
表紙 | 渡辺典子、古尾谷雅人 | ||
収録 | いつか誰かが殺される | ||
あらすじ | 大財閥永山家の当主志津は、明日70回目の誕生日を迎えようとしていた。家族達は続々と屋敷につめかけていた。長男悟は飛行機で、克次は東京の社から、末っ子千津子は夫法夫を伴い新幹線で。法夫のあとを愛人、千津子のあとを怨みを持つ殺人犯、殺人犯を追う警部、警部のあとを警部夫人……。家族一堂に会した永山邸で志津を祝う為、「今年の賭け」が始まった。いうなれば殺人ゲーム……。ついに喧噪と狂乱、欲望と憎悪の宴の幕があく! |
題名 | 結婚案内ミステリー風 | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 490円(税込)[1987(S62)年8月当時] | ||
初版 | 1984(S59)年5月10日 | ISBN | 4-04-149717-5 |
表紙 | ? | ||
収録 |
心中志願 純潔志願 面影志願 決闘志願 幽霊志願 断絶志願 |
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あらすじ |
さえない中年男・深田栄一が経営する結婚相談所には「私と一緒に死んでくれる人」とか「一切の肉体的接触をお断りします」とかいう風変わりな希望の客が多い。その都度、所長の深田と23歳の小柄でキュートな寺沢紘子の二人は天手古舞。最初の相談客の心中志願の美女小野貴子は、見合いの相手とホテルのプールへ投身心中を図るが……。 奇想天外な着想と推理。"OL名探偵"紘子の活躍を軽快なタッチで描く、ロマンチック・ミステリー。 |
題名 | 世界は破滅を待っている | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 380円(税込)[1984(S59)年6月当時] | ||
初版 | 1984(S59)年5月25日 | ISBN | 4-04-149718-3 |
カバー | 及川達郎 | ||
収録 |
コピールーム立入禁止 善意の報酬 手土産に旨いものなし 燃え尽きた罪 冷たい雨に打たれて 充たされた駆落ち 世界は破滅を待っている |
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あらすじ |
月代和也は41歳。平凡な家庭を持つある出版社の雑誌の編集である。編集長の代理で、首相主催のジャーナリストの懇親パーティに出席したことが事件の始まりだ。月代を見た時の首相の驚いた顔。その後、編集長が何者かに殺された。まてよ、あの首相、どっかで前に会ったことが……。 あの男に出会ったばっかりに、こんなことになるなんて!?世界を破滅に導く計画が、いま着々と進行中――。ユーモア&サスペンス。 |
題名 | 殺人よ、こんにちは | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 340円(税込)[1985(S60)年4月当時] | ||
初版 | 1984(S59)年6月10日 | ISBN | 4-04-149719-1 |
カバー | 及川達郎 | ||
収録 | 殺人よ、こんにちは | ||
あらすじ | 今日、パパが死んだ。昨日かもしれないけど、私には分らない。そんなこと、どっちでもいい。何しろ私のパパは、仕事、仕事で、一年のうち半分は外国を飛び回っている。そんなパパを、いわば子供らしく愛せと言われたって無理な話だ。でも私は知っている。本当は、ママがパパを殺したんだっていうことを…。父の死に伴う莫大な遺産争い。母の若き婚約者の出現。みにくい大人の世界を垣間見た十三歳の少女、有紀子に残酷な殺意の影が……。人気絶頂の著者が放つサスペンス・ミステリー。 |
題名 | 探偵物語 | ||
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発行 | 角川書店(角川文庫) | ||
価格 | 380円(税込)[1984(S59)年8月当時] | ||
初版 | 1984(S59)年8月25日 | ISBN | 4-04-149720-5 |
表紙 | 薬師丸ひろ子、古尾谷雅人 | ||
収録 | 探偵物語 | ||
あらすじ | 辻山は探偵事務所に勤める43歳。くたびれた背広とヨレヨレのコート。責任感もあり真面目なのだが、やることはドジばかり。そろそろクビが危うくなってきた。そんな彼に仕事の依頼がきた。仕事は、あと5日で両親のいるアメリカに出発するやんちゃで古風な女子大生直美の監視兼ボディーガードとおもりだ。物語はたった5日の間――。ギャングの大ボスと元愛人、辻山の元妻、刑事達が入り乱れて……。中年探偵とフレッシュな女子大生のコンビで贈る、書下ろしユーモアミステリー。 |