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LAUREL_KSC130_maintenance_28
カップリングファンを電動ファンへ変更計画(その1)

以前からファンカップリングを外して電動ファンに変更したいと構想していました。
この冷却ファンを電動にする事はとても効率が良いです。十分冷却出来るスペックの
電動ファンを装着すれば、強制冷却が必要な時だけファンを回せば良いわけですから
現在のカップリングファンの様に年中回してパワーロスさせる必要はありません。
温度によってカップリング部分がクラッチのような作用はしますが、ファンの必要が無くても
間違いなくファンは回っています。

現行車では、おそらく殆どの車が電動ファンを採用しているのではないでしょうか。
という事で、私の場合は、パワーロスの軽減+騒音減少に効果を期待して作業します。

水温センサーのスイッチ部分を探していましたが、やっと丁度良さそうなのを見つけました。
この商品は、【シビック SB-1用電動ファンスイッチ】で、ねじ込み部分のサイズが合うので
良いと思いましたが、スイッチ部分の頭がもっと小さい物を探せば良かったです。
これにより問題が発生です!インマニのスロットルリンク軸受け柱の下部にセンサーの頭が
当たります。よってセンサーの真鍮ナット部分を丸く削って、インマニの柱も
リューターで削ります。

今回は、このセンサーの取り付けまでに留めておいて、順次リレーやハーネスを
完成させて、電動ファン(2連式)を装着します。
エンジン周りに手を加えると関連したやりたい事を進めたくなりますよね。
でもこの他にも半端にしている作業が在るので、あまり風呂敷を広げ過ぎると
収集が付かなくなるので、電動ファン計画はとりあえずここまでにして作業が
進みましたらご紹介します。


シビック SB-1用電動ファンスイッチです。
この後思いもよらない出来事に気づいていません。
この日の為に揃えておいた中古のハウジングの穴を
利用して不要な穴を埋めて水温スイッチを増設します。
と思いきや!頭が結構デカイ!
インマニに当たるかも?
予感は当たりました。キャブのインマニに当たります。
インマニのスロットルリンク軸受け柱の下部の
合わせて見ると1ミリ弱位の隙間しか無いですが、
既存のサーモスタットのハウジングですが、かなりの
汚れでキノコが生えて来そうです。(笑)
水温スイッチのネジサイズも予定通りで
これで準備完了!
既存の水温スイッチ(排ガス規制様)と比べると
かなりデカイです。
真鍮製の一部をヤスリで削りインマニ側も削ります。
当たる部分をリューターで約3ミリ程削って完了です。
これが当たるほどはぶれないと思うので完成です。

電動ファンの制御系統は、現在のところ下記のように
考案中ですが、冷媒系統の能力も心配しているので
今後も検討しようと思っています。



電動ファンの制御方法は基本的にbPが冷却水系統の電動ファンで
bQが冷媒系統を受け持ち、各々が単独で制御しますが、万が一
冷却水系統の電動ファンが冷却に間に合わないようなら、
室内スイッチにて冷却水を2系統のファン同時運転にて冷却を考えています。

この後電動ファンが完成しましたら、続きをアップしていきますが
毎度の事ながら何時になる事やら心配です。まだやる事いっぱいです。