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LAUREL_KSC130_maintenance_30
エンジンルームの更なる手直しと補修

エンジンルームの中に気になる汚れや錆びたパーツが沢山在ります。
今回はこの気になる部分の一部を取っ払ったり、塗装をしたり、ハーネスをまとめたりです。

本当は、ボディーを素っ裸にしてレストアすれば良いのでしょうけど、資金面でも当分
出来ませんので、部分補修と改善をしました。
でもボディーをレストアするにしても、この辺の細かい収まりは自分でやっておかないと
塗装屋さんに出しても、まとめてはくれません。専門のレストアショップなら別でしょうけどね
専門ショップに依頼しても、自分の気に入った収まりにしてもらえるとは思えませんので
今のうちに納得の行くようにまとめておくのが一番だと思います。


エンジンルーム内リレーBOXの再塗装

リレーが収納されているボックスの黒い塗装が白茶けてしまってるので
取り外して再度塗装をします。どんな車でもこういう部分って元々適当な塗装しか
してないので、30年近くもなると当然のごとく色あせしますよね。

画像左側の黒い部分がリレー収納ボックスです。
中のボディー接合部分にノックスドールを施します。
塗装完成です!
残っていた缶スプレーを使ったら最後にブチュブチュ
って濃いのが出てしまった為です。
内部のボディーはあまり錆が出ていません
ボックスの内部は全然錆びていませんでした。
塗装部分の中央がモヤモヤしているのは古い塗料で
取り付けて完成です。

下駄の取っ払い(この部分の呼び名は何て言うのでしょう?)

多分50年以降の130には、この様な「下駄」が付いているんだと思いますが、この部分に排ガス規制用の
エアーポンプクリーナーやイグニションコイルが装着されています。
よってこの「下駄」を外すと、排ガス規制関係のパーツは既に撤去していますが、イグニションコイルの固定を
考えなくてはいけませんので、今回作る事にしました。

そのついでにでは無いですが、この部分のハーネスも係わってきますので整理しました。

改善前の状態で、画像中央の黒いデカイのが
「下駄」です。
キャニスタータンクを外しましたが、これは元に戻せる
ようにスペースを確保しようと思います。
水垢も手伝ってか、なかな汚れが落ちません
ボディー部分の使用しない穴にはノックスドール+
黒の防水シールを施します。
コイルは結構重いので1.5ミリを採用します。
エンジンルームなのでアルミに傷が付くのは
気にしないので養生はしませんでした。
曲げ加工が出来たら、角を面取りし小口面で手を
切らないように、ペーパー掛けて丸くします。
ボディー側に一箇所だけ穴を開けて位置を決めます。
コイルやデスビのハーネスをまとめて配線チューブで
まとめ直しました。
完成状況−1
完成状況−3
外した「下駄」です。確かに外した後のボディーは
強度が無くて、こいつはしっかりゴツイです。
想像してた通り中は汚れがひどいです。
白い部分はパーツクリーナーをかけて拭き取った状態
綺麗では無いですが何とか見られる程になりました。
コイルの固定用台座の原料で1ミリと1.5ミリの
アルミ板です。(メードインホームセンター(笑))
採寸済みなので先ずは万力に挟んで曲げ加工します。
アルミは加工が楽で良いですね。でもこの部分は
一応コイルの放熱効果も狙っています。
この金物とコイルの取り付け穴を開けて完成ですが
後で変色しないようにクリアーを塗りました。
取り付けはノックスドールを塗りビス止め
点火コイルを取り付けてハーネスを取り付けて
配線を整理して完成です。
完成状況−2
ついでにブレーキオイル配線もまとめました。

今回の作業終了です。ストラットバーのフランジも青く塗り替えました。


まだ宿題は沢山残っていて、点火系の強化やバッテリーの強化と
もう少してを加えて綺麗にしたいと思っています。