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LAUREL_KSC130_maintenance_35
カップリングファンを電動ファンへ変更計画(その4)

電動ファンに変更するために、2基装備の物を購入しましたが厚みの問題で
入りませんでした。

電動ファンを取り付け、尚且つシュラウドを確実にするためにはラジエーターに
フィッティングさせる為のフレームを装着する事にしました。
このフレームを作ってしまえば、汎用品や他車流用電動ファンでも、好きなように
加工が出来ます♪

先ずはラジエーターの取り付け穴や外形寸法を測り、図面を起こして
準備する材料の拾い出しと加工用に使用します。

用意したのは、厚み3ミリ×幅25ミリの鋼製フラットバーとラジエーターと
フレームの間に入れて、隙間塞ぎ兼摺れ防止用に使用する為のすき間テープです。


★続きです★

↑製作用の加工寸法図面です↑
ホームセンターで購入したフラットバーと3M製の
ウレタンで厚みのある、すき間テープです。
住友3M製品のすき間テープですが、この商品が
ラジエーターの熱に耐えられるかは判りません。
冒頭の図面の寸法通り切断し、下ごしらえです。
コーナーの合わせ目は突きつけて溶接します。
厚み3ミリの鋼材なので溶接が楽です。
この状態でラジエーターに仮に合わせてOKです。
コーナー部分も丸く面を取ります。
加工はこれで一段落
キッチリ穴の位置が合いました。
心配でしたが、上手く穴の位置が合いました。
フラットバーのサイズは、3×25×910を使用
一本230円なり(笑)
鋼材が直接ラジエーターに触れないようにと
クッション材の役目もする予定です。・
仮組みをして寸法の確認
差し金で90度を確認しバイスで仮固定
各所つなぎ目を両面溶接
溶接した部分をほどほどにサンダーで削り
取り付け用の穴を寸法通り穴を開けて。
ネジ穴が合っているか仮に組み付けてみます。
ラジエーターに直接当てずに採寸通り穴を空けたので

こういった加工の経験の在る方は判ると思いますが
現物に合わせていない穴の加工は、得てして合わないものです。
私も何度も経験ありますが、今回はピッタリ合って良かったです。
穴の大きさも本来の穴径より1ミリ程度大き目のドリルを使用したので
その効果もあって逃げが出来たのでしょうね。

この後は、電動ファンを仮組みして、ファンの取り付け穴の
加工が終わりましたら、塗装をして電動ファンを組み付けて
から取り付ければラジエーター側は完成の予定です。

↓また作業が進みました♪↓

↓★続きです★↓

ラジエーターに取り付ける部分のフレームが完成したので、今度はこのフレームに
電動ファンを加工して取り付けます。
広い作業場でフレームを置いての寸法合わせなので随分作業が楽に出来ます。
他車流用品の電動ファンなので、あちこち切ったり、叩いたりしてフレームに合わせ
大体合えば後は多少のすき間は、シール材で穴埋めをして機密性を保つように
します。
今回はブラインドリベットで仮組みをして、現況のスペースに間違いなく入るのか
ファンが冷却フィンに当たらないかをチェックしてみました。
エンジン側の回転物とも干渉せずに十分な離隔も取れて、冷却フィンから約1センチ
程度のクリアランスがあるので仮組みはOKでした。
この後は、各フレームも含めて塗装を行い、本組み立てをします。
でもこの切ったり叩いたりの姿はあまり綺麗ではないので、お化粧をしてから
ラジエーターに組み付けないとチョットカッコウ悪いかもしれませんね〜

モーターの裏側に付いているウチワの様な鉄板は
外してしまおうか?とも思いましたが
仮組みが出来たのでラジエーターに組み付けて
Wポンププーリーとの接近を気にしていましたが
こちらの左側は十分なスペースがあるので
切った、叩いたが良くわかってします画像です。
どうやら、このウチワはファンからの風邪を受けて
自分自身の熱も排熱しているらしいので
このまま利用することにしました。
様子を見ましたが、各所共離隔は十分だと思います。
むしろパワステポンプのプーリーの方が接近しています。
問題は無さそうです。(こちらは冷媒冷却用です。)
上部からの眺めですが、まあまあ良い感じかな〜
左側から見た全体像はこの様になっています。(まだリレー関係が終わっていないので次の課題です。)
こちらは右側からですが、この後本組み立てと化粧直しをすれば完成です。