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LAUREL_KSC130_maintenance_37
カップリングファンを電動ファンへ変更計画(その6)完成!

電動ファン本体の大きな加工が終わったので、配線の取り付けと
クッション材を取り付けて、いよいよ取り付けです。

仮装着は済ませているので何の問題もなく取り付けが完了しました。
残すは、この電動ファンの制御回路のためのリレーの取り付けと、その配線の
まとめをやりました。

前の作業計画で紹介した制御方法は、一時中止で、とりあえずは水温センサーのみで
2基同時運転で当分は様子を見ることにしました。何故ならこのファンの冷却能力に
実績がないので、万が一オーバーヒートに悩まされては困りますからね。

という訳で、本日で電動ファンへの変更計画は、完成しましたので、今後この
インプレッションを御紹介したいと思います。

★完成しました★
配線の取り付け完成状況(その1)
配線の取り付け完成状況(その3)
機密性とラジエーターに直接触れない為のクッション材
やっと本装着にこぎつけました。
PSポンプ側が冷却水用の電動ファンです。
配線の取り付け完成状況(その2)
配線の取り付け完成状況(その4)
チョット厚い様に見えますが取り付けると縮みます。
装着完了
AC用の電動ファンです。

電動ファンの制御回路作成


続いては、電動ファンの制御回路の作成です。
電動ファンは電力が大きいためON、OFFはリレーを介して行うので、今回使用したリレーは
以前使用した物が在ったのでそれを採用しました。ヘッドライトのチューンナップ用のリレーです。

アルミの平板で強度が十分な物を見つけてきたのでこれを加工し、リレーを組み付けました。
リレーが2個とヒューズボックス1個をこのアルミ板に取り付けてアースも、アルミバーから
行いました。
皆さんも同じだと思いますが、リレー取り付ける場所と取り付け方法には結構悩みますよね〜
私の場合は左ヘッドライトの裏側に縦に取り付けました。(リレーの中に水が進入するのが怖いので)
今後皆さんの取り付け方法などで良い方法があったら直そうと思います。

配線が完了したので、各動作時を想定して試運転をしましたが問題なく作動しました。あとは水温センサー
が上手く働いてくれれば問題ないです。

でも当分は2基同時運転で動くようにしておいて、様子を見ながら別々の運転方法に切り替えようと
思っています。

アルミ製の穴あき平板です。
万力に挟んで曲げ加工(2)
曲げ加工の完成!厚みがあるので丈夫です。
二次側の配線をまとめてギボシ端子を付けます。
故障しても直結に出来るようにとも考えてます。
車体に取り付けて配線をブチッとつないで完成しました。
万力に挟んで曲げ加工(1)
万力に挟んで曲げ加工(3)
リレーとヒューズボックスを取り付けて
ギボシ端子オス、メスを使っておくと万が一機器が
これでリレー部分の加工が出来ました。
ヒューズは15Aを選択しました。

とりあえず試運転まで完了しましたので、この後はラジエーターホースを組み付けたりして
実際に走行試運転を後日行います。
これから試走をして不具合等を見つけて行きます。


追 加 記 述
電動ファンの動作状況を説明します。(水温計に温度表示が無いので、およそです。)

エンジンを始動してから水温計が通常の水温(らしいところ)まで上がるのに約15分程度でした。


この状態から電動ファンが作動するまでには、メーターの針でいうと、約針3本分ほど上がると、
電動ファンが回りだします。


電動ファンが回りだしてから約1分程で停止し、次に作動するまでには、およそ15分程度で
再度回り出します。


アイドリング状態で様子を見ると、同じサイクルでON、OFFを繰り返して動作していました。
これは冷却水用の電動ファン1基での運転なので、2基動作するともっと短い運転時間だと
思います。これから暑い夏を迎えてどのように対応するのか注意深く見ていきます。


電動ファンに変更後に感じたことは、先ずエンジン始動した直後のファンの唸り音が
無くなった事です。カップリングファンの時は、始動直後は特にファンの唸り音がしましたが
変更後は当然まったくしませんので、心地よいエンジンの音です。

エンジンを始動してから冷却水を冷やすための送風装置は、かなり後からもしくは
温度が必要以上に上がった時に必要な訳ですから、私の実際の走行を考慮すると
冷却水の水温を下げる為のファンの運転頻度はかなり少ないと思います。
今まで乗った車も、走行中に電動ファンが回る事は、冷房運転時、渋滞時、高速走行時
くらいだったと思うので、今回の電動ファンへの変更計画は、十分有効な
改造計画だったと感じています。
夏場や渋滞時が心配ですが、このまま様子を見ます。


昨日3月28日久しぶりにこの車を走らせました。
およそ1時間程度のドライブですが電動ファンのインプレッションです。
こちらの方は田舎なので渋滞などには遭遇しませんでした。

ファンの唸り音がしないせいか、レスポンスも向上したように感じ
軽くレーシングしてみても、エンジンがヒュン!ヒュン!と回ります。

昨日は若干気温が暖かかったので、途中エアコンも入れてみました。
エアコン用の電動ファンは、改造前のアイドルアップソレノイドの信号線から
拾ったので、コンプレッサーが回っている間は、エアコン用の電動ファンも
回りっぱなしです。エアコンも調子よく冷えるし、長い時間では無いですが
アイドリング中もエンジンがカブる様子は見られませんでした。

走行の状況は、平均速度は60〜70キロ程度で時々120キロくらい出しました。
走行中に電動ファンが回る事は無くて、、駐車場に停止しアイドリングで様子を見ると
約10分程でファンが回り始めます。

電動ファンが回ってる時間は、1分〜2分の間でこれを15分間隔で動作していたようです。
現在も冷却水用の電動ファン1基のみでの運転なので風量的には間に合って
いるのでしょうか?
この時期なので気温も結構冷たいので間に合っているのかも知れませんね。

水温計の針は、電動ファンに改造する前より、若干高めの位置を示していますが
これもサーモスタットとの兼ね合いがあるので何とも言えませんが、サーモを
もう少し低めの75度(現在は82度)くらいを選択すると変わると思います。
電動ファンに十分な容量が在るならば、この冷却水温を左右してるのは、サーモに
あると思うので交換してみます。

もっと気温が高くなる夏にでも再度確認してみる必要が在りますね。


とりあえず完成しました♪


自分なりに不本意な部分も沢山あるので
次はもっと良い物を作ろうと思います。