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LAUREL_KSC130_maintenance_45
ヒーターホースの交換

購入当初から各部分のゴムやプラスチック、ビニール部品の劣化については
気になっていました。
で!今回はヒーターホースの交換です。

知り合った皆さんのお話を聞いてみると、やはりこのヒーターホースの(劣化亀裂)
トラブルに遭遇していらっしゃるようです。
私の車もヒーターホースを確認してみると、装着されているヒーターホースが
布メッシュで保護してある、古いタイプでした。見るからに経年劣化し熱劣化も
しているようで硬化してました。

直キャブやった時点で、サーモハウジングからウォーターポンプインレット間の
バイパスホースに亀裂が発生し、それはその場で撤去してしまいました。
残すは、エンジンから室内のヒーターに至る配管です。

先日冷却水の温度を上げて(電動ファンの強制停止)みたところ、案の定
ヒーターホースに亀裂が発生し、冷却水がエンジンルームで噴出しました。
こんな事は想定していましたので、汎用品のヒーターホースは2mほど準備
していましたので、直ぐにバイパスをかけて対応しましたので事無きを得ました。

この部分の部品は早く交換したくて友人の自動車屋さんに部品の発注依頼を
していましたが、「もう部品が無いので現物合わせで流用品を使用するしか無い」と
言われてしまいました。
そのような事を
「GX6さん」に相談したところ、入手可能との事でお願いしました。
さすがに、ベテランのC130乗りのGX6さんなので、必要な部品を
全て準備して頂き大変助かりました。
「GX6さん大変お世話になりました。ありがとうございました。」
私にとって大変強い味方です♪
今回の事に係わらず日頃から何かと車のお話をさせて頂き、御教授頂いたり
経験談を聞かせて頂いたりと、私のメンテナンスに大変役立たせて頂いています。


という事で今回はこのヒーターホースを交換します。


「GX6さん」に揃えて頂いたヒーターホース関係のパーツです。

↑交換前のヒーターホースです。↑
画像中の赤い部分が先日亀裂が入った部分です。
周囲に布製メッシュの巻いてある古いタイプのヒーターホースです。
おそらく当時から交換して無いのでは?と思うような状態でした。

ヒーター系統の配管を殺してあります。
グロメットもクタクタになっています。
交換前のユニット右側のホース取り入れ口です。
ホースを外してエンジン側に抜きますが→
この電線を新しいホースの呼込線に使用します。
ヒーター部分のグロメットを外します。
交換前のコック→ヒーターへの配管部分です。
ユニットの裏側を通っているので交換は要注意
これに電線を結んで引き抜きます。
コックのエンジン側ホースを外した状態



↑撤去した部品と新品の部品類↑
L型のヒーターホースは、外しずらいので細切れにして
撤去したのでこの中にはありません。


交換前のホースと新品ホースの比較です。
グロメットの交換前部品と新品部品の比較です。
交換前のホースと新品ホースの比較です。
右側は既存品はヒビが入っています。

あまり無理な力を掛けずに抜いたのに、口元部分がヒビ割れています。
これでは何時亀裂が入って変ではありません。



いよいよ新品ホースの取り付けに入ります♪
L型ホースを外した状態
通しておいた電線にホースを付けて引きます。
バンドで止めてこちらは完成
で新品L型部品を取り付け完了
ヒーターユニット口元に接続し
続いてはコック側のホースを取り付け完了
グロメットとエンジン側のヒーターホースを接続して完成です。

グロメットとエンジン側のヒーターホースを接続して完成です。


御紹介しているヒーターホース交換作業の流れだけ見ると簡単に進んでいるように見えますが
とても大変でした。掛かった時間はこれだけで約5時間です。

特に大変な作業になったのは、L型のホースで既存のホースバンドがバルヘッド側からプラスネジで
締め付けてあるので、こんなの全部分解しないと回せません!グロメットからドライバーを入れても
あまりに角度が合わないので回りません!っていうかバンドのネジを下に向けてるから回らないのです。
よってこのバンドのネジを回すのに試行錯誤し結局バンドを切断しました。
これが外れてしまえば新しいホースバンドはネジを上側にして装着したので、グロメットのエンジン側から
ドライバーを入れて締め付け出来ます。

全て完了し、クーラントを入れて水を入れて完了しました。今年になっていろいろあったので
ロングライフクーラントはこれで3回目です。(安いから良いものの)

終わってからの感想は、「もうやりたくないです!」誰かやってくれるなら依頼したほうが良いかもです。


ヒーターホース取替え完了です!
「GX6さん」有難う御座いました。