↓作業が進み完成しました♪↓ |
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ブレーキシリンダーの必需品ラバーグリスです。 |
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バキュームホースの取り外し |
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マスターからシリンダーを外します。 |
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植物性オイルのせいかオイルが腐ってます。 |
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フレアースパナを無くした為友人から借りました。 |
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塗装が傷むので、タンクの蓋はビニール袋にて養生 |
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外したシリンダーはこの後掃除します。 |
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マスター側もご覧の通りです。 |
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今回最大の難点だったのは上画像の矢印部分のブレーキペダルとマスターのロッドを
接続しているロッドピンを外す作業でした。ご覧になってる方でもこの作業を経験されてる
方はご存知と思いますが、何故か十分なスペースのある側では無くてフレーム側に抜く
ように入っているので割りピンを外してもこのロッドは外れませんので、仕方なく狭い所へ
スパナを入れて半回転ずつ回して外しました。
装着時にも大変な思いはしたくないので、このロッドの先端に穴を開けて割りピンが入る
ようにし、装着時は逆側から入れて割りピンを入れれば完了です。
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このロッドが問題のもので先端に穴を開けました。 |
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せっかく外したので周辺を綺麗にしました。 |
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既存のマスタを撤去した後です。 |
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仕上りの綺麗なマスターなので古着で養生しました。 |
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本当はこの後、シリンダーのオーバーホールキットでの作業がありますが
ラバーグリス等で手が油だらけなのでとてもカメラを手にしたく無いので画像はありませんが
シリンダーの外観清掃、錆取りとキットの組み付け、ペダルの装着作業をやりました。
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完成したGC211流用のマスターバックの完成です。
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この状態だと燃料の配管も触っているので多少の手を加えます。
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以上完成です!
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以上で作業は完了し、この後シリンダーでエア抜きをしてから一番遠いブレーキの
左後輪→右後輪→左前輪→右前輪の順で各エア抜きをやって完成です。
完成後の ブレーキインプレッションですが、ペダルを踏み始めのタッチに変化は感じませんが
踏み込んだ時のブレーキの効き具合は、交換前より格段に良くなりました。
ノーズがグンっと沈み込むような感じで、踏力も軽いタッチで格段にブレーキングが向上しました。
換えて良かったです!!
ただ一つ問題がありましてマスターバックの外周にステリングシャフトのフランジが当たります。
チルトステアリングを目一杯下に下ろさないと、擦ってしまうので、安全マージン分も含めてもう少し
ステアリングシャフトとの隙間を確保したいので、早急に何らかの対応をしたいと思います。
つづく
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↑問題点が解決しました♪↓
ステアリングシャフトの円形フランジに当たってしまう不具合がありましたが、作業当日は
時間が無かったので、後日対処を考えたところステアリングギヤボックスの回転軸にスプライン
が切ってありここのネジを緩めて、室内側のステアリングを固定しているボルトも緩めて
当たらない方向にずらすと問題が解決しました。移動量はおよそ1センチ程度です。
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換装後しばらく経ったので、換装後のインプレッションです。
先ずは走行中のブレーキングですが、体で判るほどブレーキの効きが良くなりました。
勿論制限速度付近で走る分には交換前でも十分止まれましたが、それを上回る効き具合です。
感触としては、ブレーキペダルの踏み始めの感覚は一緒で、その後がグッと一気に効いてくれます。
特に感じているのは、私の場合ATなので信号待ちの際にAT特有のクリープ現象になりますが
交換前は、割と強めにブレーキペダルに足を乗せておかないと、微妙に走り出そうとしてしまいます。
今回マスターバックが大きくなった為にバキュームでのアシスト量が増えたせいでしょう、ペダルの
踏力を弱めてもしっかり停止してますので、気を緩めても走り出すような事はありませんでした。
今回の作業も、有意義な結果の出た良い改造で良かったです♪
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「GX6さん」お陰さまで無事完成しました。
色々と面倒をみて頂き感謝致します。
この場を使って御礼申し上げます。
「ありがとうございました♪」
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