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maintenance_2005--005
キャブレターのチョークワイヤー増設

L型エンジンのキャブレターを3連直キャブに換装されている方々でチョークワイヤー
を取り付けている方は、まず見掛けたこと無いですが、今回私は取り付けます。

夏、冬問わずに朝一発目の始動の際は、当然エンジンが冷えているので、どうしても
混合気が薄いので、始動性が良くありません。
とは言っても、ほんの1分2分程度我慢すれば現在のチョークレスでも問題は
無いのですが、もっとスマートにエンジンを始動したいので今回は採用します。

私のキャブレターはデロルトなので、チョークワイヤーを引く方向が前方になります。
良くあるチョークレバーとワイヤーの組み合わせでは長さが足りなそうです。
以前から計画していましたので、スバルのリヤエンジン用ワイヤーを購入しておきました。

スバルリヤエンジン用ワイヤーです。

ノブのシンボルはチョーク用です。

キャブ側がチョット大きいので加工します。


室内はこの穴に引きノブを設けます。

現在使用しているアイドルアップは重宝しています。

ワイヤー取付け前のキャブレター



2005/11、キャブレターのチョークワイヤーの
取付け作業が進みましたのでアップしました♪
前回紹介していた場所に引きノブを取付けです。

これがアイドリング調整用のワイヤーです。

キャブ側へのワイヤー取付け状況です。


作業はいたって簡単でワイヤーの被覆を
若干薄く削ぎとった位です。

リヤエンジンのスバル用のワイヤーですが
取り回しがフロント側なので室内より一度
フロントグリル裏まで配線しています。

そのフロントグリル裏側を通過しキャブレターに
到達しています。余ったワイヤーは50センチ程です。



作業が完了した翌朝の冷えた状態でエンジンを始動させて
見ましたが、やはりチョークを使用した方が明らかに良いです。

でもチョークを使用するのは、本の数十秒で、後はスロットルの
調整ワイヤーを程よい回転に設定すれば良いです。