【会 社 名】              : 
【住   所】              : 
【担当 部門】              : 
【担 当 者】              : 
【電話 番号】              : 
【FAX番号】              : 
【緊急連絡先】              : 
【電話 番号】              : 
【作 成 日】              : 1995年11月1日(全面改訂)  
【MSDSNo】              : H2

【製 品 名】              : 水素ガス(圧縮水素)
【化 学 名】              : 水素

【物質の特性】 単一製品・混合物の区別 : 単一製品 成分及び含有量 : 99.99 Vol % 化学式又は構造式 : H2 官報公示整理番号 化審法 : 対象外 CAS  : 1333−74−0 国連番号 : 1049 国連分類 : クラス2.1 【危険・有害性の分類】 分類の名称 : 高圧ガス、可燃性ガス 危険性 : 水素は可燃性であり、目には見えにくい炎となり燃える。 空気の濃度が4%を超えると火災や爆発の危険性が生じる。 窒息を起こす程の高濃度でも爆発範囲である。 有害性 : 空気中の酸素濃度を低下させ酸素欠乏を起こす。 現在のところ水素自体についての有害性・毒性情報はない。 【応急処置】 吸入した場合 : 酸素欠乏の場合は新鮮な空気の場所に移す。息をしていない場合は人工呼 吸を施す。呼吸困難の場合は酸素吸入を施す。また、直ちに医者の治療を 受けさす。 【火災時の処置】 避難 : まず全ての人を危険区域から避難させる。 消火方法 : 危険がないと判断された場合は、ガスの供給を断つ。 ガス漏れを止められない場合には、火災の拡大・類焼を防止するため、噴 霧散水しながら水素が無くなるまで燃焼させる。 消火すると漏洩ガスにより爆発を起こし被害を拡大させる恐れがある。 移動可能な容器は速やかに安全な場所に移動する。 消火剤 : ABC粉末消火器、散水 注意 : 水素は目には見えにくい炎となり燃える。低い着火エネルギー(静電気を 含む)で簡単に着火する。 空気より軽く閉塞場所では上部に滞留する。 容器に熱がかかると圧力が上がり、安全装置が働かないと破裂し爆発する 危険性がある。 【漏洩時の処置】 : ・付近の人を避難させる。 ・付近の着火源を取り除く。 ・ガスの供給を断つ。 ・窓や扉を開けて換気し、拡散させる。 【取扱い及び保管上の注意】 保管上の注意 : ・高圧ガス取締法の製造、貯蔵の基準を遵守のこと。 ・通気、換気の良い場所で保管、使用する。 ・保管場所、使用場所では火気厳禁。熱、火災、火花から遠ざける。また、 ・「火気厳禁」「禁煙」の看板を取りつける。 ・ 保管場所、使用場所に使用する電気器具は防爆タイプのものを使用のこ と。 ・ 容器は乱暴に取扱わない。転倒、落下、衝撃を防止する。また、使用時 は固定する。 ・容器は直射日光を避け、常に40℃以下に保つ。 ・容器の周囲には引火性、発火性のものは置かない。 ・酸化剤と一緒に貯蔵しない。 取扱い : ・容器は使用していないときには弁を閉じて、キャップをする。 ・充填圧力に合った機器を使用する。 ・弁は使用機器との接続が完了するまで閉じておく。 ・ガスが漏れている疑いがあり、近づく場合は災害に充分注意する。 ・漏らさない、爆発性の混合ガスを作らない。 ・配管等に接続する前に容器弁を閉じてはならない。着火の危険性がある。 ・ 水素は知られているガスの中では最も軽く建物の上部に滞留するので 閉鎖場所では取扱ってはならない。 ・使用開始前及び使用中は定期的に漏れをチェックすること。 ・空気その他のガスでは濡れない装置でも水素では濡れることがある。 ・ 漏れチェックは発砲液又はガス漏れ検知機を用いること。火気を近づけ てはならない。 ・容器弁の操作が困難なときは使用を中止して販売店に連絡する。 ・使用済み容器は、必ず残圧がある状態で返却する。 ・ 点検、修理、増設等で工事を行う際は窒素等の不活性ガスでパージする こと。 ・必ず認定弁または検査済の弁を使用すること。 ・アダプターは使用しないこと。 ・弁開口部には異物(レンチ、ドライバー等)を差し込まないこと。 ・ 閉め過ぎたり、錆び付いたキャップを取り外すときは、調整できるレン チを使用すること。 ・ 容器をローラーや金敷台として使用したり、アークを飛ばしたり、容器 を電気回路の一部とする等容器本来の目的以外の使用をしないこと。 ・ 配管、設備は使用圧力に合った設計をすること。また逆流を防ぐために 配管には逆止め弁または、安全装置を設けること。 ・配管、設備には静電気を除去するためアースを設けること。 ・ 風船、アドバルーンには使用しないこと。 ・ 風船、アドバルーンにやむを得ず使用する場合には危険性情報、有害性 情報等を熟知し危険時の対応策を講じた上で、使用すること。 【暴露防止処置】 許容濃度 : 設定されていない。 設備対策 : 爆発下限界の水素濃度4%を超えないように自然換気を良くするか、防爆 タイプの換気扇を設ける。 保護具 : 皮膚に対する特別な保護具はいらない。 保護手袋 :容器を取扱う場合は保護手袋を着用のこと。 保護メガネ:容器を取扱う場合は保護メガネを着用のこと。 安全靴  :容器を取扱う場合は安全靴を着用のこと。 【物理/科学的性質】 外観 : 気体、無色、無味、無臭 比重 : 0.0695(空気=1) 沸点(℃) : −252.9 ℃(1atm) 融点(℃) : −259.14℃(1atm) 溶解度  : 1.8mL/100mL(20.0℃、1atm) その他 :あらゆるガスの中で最も軽い。 【危険性情報】(安定性・反応性) 発火点 : 572℃ 爆発限界 : 上限:75.0 Vol%   下限:4.0 Vol% 可燃性 : 燃焼時の炎は無色に近く、明るい場所では特に目で見分けにくい。 容器が火炎にさらされると、内圧が上昇し危険な状態となるのでできるだ け遠くから水を噴霧し、冷却する。 自己反応性・爆発性 : 酸化剤と活発に、時には爆発的に反応する。 塩素との混合ガスに光を当てると常温でも激しく反応する。 安定性・反応性 : 常温では比較的安定であるが、フッ素とは常温でも反応する。 その他 : 常温では金属腐蝕はないが、高温高圧下では鋼中の炭素と反応し鋼を脆化 させる。(水素脆性) 【有害性情報】(人についての症例、疫学的情報を含む) : 窒息性。空気中の酸素濃度を低下させ酸素欠乏を起こす。 水素自体の有害性・毒性については現在のところ確定された情報は無い。 人体に対する潜在的影響 : 吸入した場合 : 空気中の水素濃度が爆発の下限界を超えると窒息する前でも酸素欠乏の 症状が現れる。 濃度が更に高くなり中濃度になると、めまい、頭痛、吐気等が起こり意識 不明となる。 酸素濃度が8%〜10%またはそれ以下になると、前ぶれなく意識不明と なり、自己防衛が不可能となる。 酸素欠乏は重大な傷害を起こし、死に至らしめることがある。 眼への接触 : 現在、確定した有害性情報はない。 高圧ガスを直接吹き付けると傷つける恐れがある。 皮膚への接触 : 現在、確定した有害性情報はない。 高圧ガスを直接吹き付けると傷つける恐れがある 【環境影響情報】 蓄積性 : 空気より軽く、上昇し拡散するので蓄積しない。 魚毒性 : 現在、確定した有害性情報はない。 【廃棄上の注意】 : ・容器及び容器中のガスは廃棄してはいけない。製造者又は販売店に引取 りを依頼する。 ・ プロセスの中の水素ガス廃棄の場合にはベントスタックを通して窒素 等の不活性ガスで希釈しながら少量ずつ放出する。この場合ベントスタ ックは火気より離れていること。 【輸送上の注意】 : ・高圧ガス取締法の移動の基準を遵守のこと。 ・ 容器は転落、転倒、衝撃を防止するため固定し、粗暴な扱いをしない。 ・ 容器は温度の上昇を防止し、40℃以下に保つ。 ・ 容器は通風の良い状態に保つ。 ・ 乗用自動車での輸送は厳禁する。 ・ 運搬車は警戒標を掲げ、防災工具、消火器等を常備する。 ・ 火気の使用を禁止する。
【適用法令】 高圧ガス取締法 : 可燃性ガス 労働安全衛生法 : 可燃性ガス 【その他】 引用文献 : 化学便覧 安全工学便覧 本「製品安全データシート」の原案は水素工業界にて作成し、全面改訂したものである。 記載内容の問い合わせ先 : 住 所  電 話  FAX 本記載内容のうち、含有量、物理化学的性質等の数値は保証値ではありません。 危険・有害性の評価は、現時点で入手できる資料・情報・データ等に基づいて作成しておりますが、 すべての資料を網羅したわけではありませんので取扱いには充分注意して下さい。