label オブジェクトを使えば四角の枠のなかに文字列を表示できます。下に単純な例を示します。(二番目のラベル命令文ては Python) での標準的なフォーマット文字列を使っています。ここで 1.5f は整数桁を 1 桁とし、少数桁を 5 桁とすることを意味します。)
label には多くの付加的なオプションがあります。付図には地球を表す球(その中心は earth.pos) にあります。)は四角の中の "Earth" 文字列を伴っています。その四角は、球の表面で途切れる直線で結ばれています。
今までは世界空間座標を使っていましたが、label オブジェクトでは画面のピクセル値を使います。例えば文字列の高さはピクセル値で与えられます。その結果 sphere オブジェクトを遠くに追いやっても文字列は元の大きさを保つので読みやすさは換わりません。ピクセル値を使う他の属性として xoffset, yoffset, borderがあります。以下が label の属性です。
pos; x,y,z: 世界空間での label 位置です。
xoffset, yoffset: 直線の x,y 成分をピクセル値で表したものです。(付図を参照ください)
text:"Earth" などのように表示される文字列です。
(改行は \n で示します。(例:label.text = "Three\nlines\nof text"")
height:ピクセル値で表す文字列の高さです。
color, red, green, blue :文字の色です。
opacity:四角背景の透明度です。デフォルトで 0.66 です。
(0 で透明、1 で不透明です)
border:ピクセル値で表した文字列と四角の端との間の距離です。
box:1 のとき四角の枠を描きます。0 のとき描きません。デフォルトで 1 です。
line:1 のとき四角枠からの直線を描きます。0 のとき描きません。デフォルトで 1 です。
linecolor:四角枠と直線の色です。
space:label.pos を中心とする球です。四角枠から出る直接が描ける範囲を表します。
font:MS ゴシックのようなフォント名です