sphere オブジェクト

下は sphere を記述する命令文を例示します。

ball = sphere(pos=(1,2,1), radius=0.5)

この命令文は、位置(1,2,1) を中心とし、半径 0.5 で前面側の色の球を生成します。

sphere オブジェクタは次の属性とデフォルト値を持ちます。length 属性がないこと以外は cylinder のときと同じです。 pos (0,0,0), x (0), y(0), z(0), axis (1,0,0), color (1,1,1) (color.white でも指定できます), red (1), green (1), blue (1), up (0,1,0)。 cylinder の時と同様に up は 3D 表示に対して殆ど利きません。 その axis 属性は単に球の方向を揃えることにに利くだけで概観は変わりありません。axis 属性の大きさには意味がありません。その他の sphere 属性には以下のものがあります。

radius:球の半径でありデフォルトで 1 です

注意:cylinder, arrow, cone, pyramid に対する pos 属性は端面で決まります。一方で sphere に対する位置属性は中心に対して決まります。

最初の sphere の版には label 属性がありました。しかし現在は label object オブジェクトによって置き換えられています。