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LAUREL_KSC130_maintenance_27_3 Next
不具合や変更部分の加工
加工前の汚れたインテークマニホールドです。
いざ!真鍮ブラシで磨きです。(この真鍮ブラシは100均です)
何時までも綺麗に保つように耐熱性コーティングしました。
スロットルワイヤーとリンクシャフト軸受け部分のパーツです。
お気づきの方も居るでしょうが、この軸受けには樹脂のブッシュ
が入っていません!というよりボロボロになって落ちました。
この中に樹脂を打ち込みます。
一応磨ける部品は、外したすきに磨きました。
真っ白で内部の穴がわかり難いですね。
シャフトを入れてみると程良いガタツキで丁度良いです。
上記の軸受け取り付け部分を、新しいインマニのシャフトの芯に
合わせる為、このアルミの板でオフセットさせます。
現物を車体に合わせてみると寸法の間違いに気づいて
再度作り直す事になった。
スロットルリンクを8センチカットしました。
仮の固定は割りピンです。この段階では、まだ確実な寸法に不安が
ヒートプレートですが、固定方法がキャブ側だけなのでチョット
不安ですキャブのポンプリンクも当たりそうなので加工します。
ヒートプレートの裏側はこんなんです。
穴の周りが少し汚い加工ですが、まあ見えないからいいでしょう。
この吊り金物もボルトナットもステンレスを使いました。
仮の組付けを行って各部分の不具合をチェックします。
キャブレターも磨いたので多少は見られますかね〜?
アルミのゆず肌の中は汚れがいっぱいです。
かなりピカピカになりました。でもこのままでは直ぐに変色しますね。
そのせいかチョット黒ずんだ光沢になっちゃいました。
ってな訳でこの軸受け内部に樹脂を打ち込みます。
ホームセンターを物色して見つけたのが、ステンレスパイプの
エンドキャップです。これがまた丁度良いサイズでした。
これがホームセンター仕様の軸受け樹脂キャップ
盲蓋側を切断し貫通させると内径が9.0ミリくらいです。
裏からラチェットのシャフトを当てて軽く何度か叩けば出来上がり
裏側からの見栄えは今一ですが、ここは見えません!
加工が終わったアルミ板を軸受け金具に組んでみる。なかなか良い
でもこの時点ではオフセット寸法が間違っている事に気づいていない
スロットルリンクも8センチ長いので切断し
長さを詰めなくてはいけません。
このリンク同士をステンパイプを使い仮に固定します。
あるので全体が組みあがってから最終的に溶接します。
案の定ポンプジェット当たったので31ミリのホールソー
で穴あけ加工してポンプリンクを逃げました。
キャブ側だけの固定では、そのうちアルミに亀裂が入るので
今のうちに前側ファンネルボルトから吊り金具を追加します。
吊りボルトの裏側です。
今のところ不具合は見つかりません。
リンクシャフトの戻りバネも忘れず取り付け!(意外と付けて無い人が多い)

画像ではインマニのスロットルリンク周りのボルトがステンの六角に
なっていますが、この後直ぐに元の鋼製ボルトに戻しました。
ステンレスは柔らかいので、締め付けた後緩める時に相手のねじ山が変形
するのでダメになってしまいます。