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maintenance_2006--001 第2回の作業へ
メーター類をホワイトメーター化します。 第3回の作業へ

旧車全般に言える事ですが、メーター類の視認性は随分悪いです。
他のサイトでも見かけますが、工夫をしていらっしゃいます。

今回は、メーター類をホワイトメーター化して、スポーティーなイメージとし
ついでに、この計器類照明に工夫をすべく、バックライト照明メーターにしようと思います。



完成のイメージです。(試験中)



先ずは既存のメーターより採寸をし、形状や
目盛り等をトレースしそこからデザインをします。


タコ1万回転、スピード220キロなんて如何でしょう
(私の車にはありえません(笑))


燃料や温度は、今風にシンボルにしてみました。


パイロットランプの部分も形状を変更します。

紙にテスト印刷して良く検討します。


この後、デザインが決定したらフィルムに印刷します。


色使いやフォント、デザインなど試行錯誤しました。


予備のメーターに試験的に紙に印刷した物を置いてみます。


燃料計と水温計部分です。


仮置きの全体はこの様な感じになります。


そして上からカバーを被せるとなかなか良いです。


デザインも決定したので、本番の印刷です。
使用したのは、反射を防ぐ為つや消し透明フィルムのインクジェット用を使い
プリンターは顔料使用のインクジェットプリンターで印刷しました。


これが今回使用するバックライト用の
発光フィルムです。


これは発光フィルムに使用する電圧が合わない為
DC−DCインバーターを作る部品と基板です。


この発光フィルムは未通電時はピンク色をしています。
なので文字盤は、白色フィルムの上につや消し透明
フィルムを貼ってホワイトメーターにします。


発光フィルムに通電すると、この様に蛍光白色
に発光しますので、夜間の視認性が良くなると思います。


試験的にフィルムに印刷をして、発光フィルムの上に
載せた状態です。昼間がこの状態です。


そして夜間発光した状態がこの様になります。



各つや消しクリアとホワイトフィルムを貼り合せた
シートをELシートに貼りあわせます。


同様に回転計です。


同じくスピードメーターです。


このシート下部にある端子がインバーター
への接続用入力端子です。


全て貼り合せたものをデザインカッターで切り抜きます。


切り抜いたら先ずは点灯試験を行います。


次にメター側に仮に入れてみて状態を
確認してみます。


そしてインバーターを接続して点灯の状態を
確認します。


右のスピードメーターが点灯しない状態で
左側が回転計で、点灯した状態です。


夜の車室内を想定し暗い状態で撮影しました。
視認性が良さそうなので期待ができます♪


上手く計画通りに綺麗に出来きるかは判りません
まだ詰めなくてはいけない問題もあるので、完成しましたら
引き続き御紹介していきたいと思います。